ページが届くまでと、お金のはなし
「遊ぶのは無料なのに、どうしてお金がかかるの?」。画面の向こうで働くコンピューターと人の仕事を、のぞいてみよう。
まず、「サイト」ってなに?
いま読んでいるものが、ひとつの「ページ」だよ。ゲームで遊ぶページや、あそびかたのページをひとまとめにしたものを「サイト」とよんでいるよ。本にいろいろなページがあるのに、少し似ているね。
サイトを開くためのアプリが「ブラウザ」。ページを受け取って、文字や絵を画面に並べてくれるよ。
「見せて」から、画面に出るまで
- あなたが開きたいページをえらぶと、ブラウザは、そのページを持つコンピューターの場所を調べるよ。
- ブラウザが「このページを見せて」とお願いを送るよ。このお願いを「リクエスト」とよぶよ。
- お願いを受け取ったサーバーが、文字や絵、並べかたや動かしかたの決まりを送り返すよ。
- ブラウザが届いたものを組み立てて、ページを見せてくれるよ。足りない絵などを、あとからお願いすることもあるよ。
まえに受け取ったものをスマートフォンに残しておき、もう一度使うこともあるよ。いつも全部を取りにいくわけではないんだ。
いつでも開けるようにするには?
あなたが寝ている間にも、ほかの人が開くかもしれないね。サーバーは、お願いにこたえられるように動きつづける必要があるよ。電気や、熱くなりすぎないように冷やす仕組み、データを送るためのつながりが必要なんだ。
たくさんの人が来ても届けやすいように、いくつかの場所に同じものを置く工夫もあるよ。止まっていないか調べ、困ったときには直す人の仕事もある。それでも、故障などで開けないことはあるよ。
安心して開くための仕事
送る途中のものを、ほかの人に読まれたり書きかえられたりしにくくする仕組みがあるよ。そのひとつが暗号化。ただし、届いた内容が本当か、その相手を信じてよいかまで決めてくれるものではないよ。
使っている仕組みに危ないところが見つかったら、更新して直す。だれかに勝手に書きかえられないように守る。こわれたときに戻せるように写しを残す。こうした手入れも大切なんだ。
だから、お金と時間がかかる
コンピューターを使うこと、電気や通信、見守って直す仕事には、お金や時間がかかるよ。こうして、みんなが使えるように続けることを「運営」とよんでいるよ。
小さなサイトでは、無料で使える範囲におさまる仕組みもあるよ。開くたびに必ず同じお金がかかる、ということではないんだ。ここではサイトを支える一般的な仕組みを説明したよ。
その費用を支える方法のひとつが、広告とお金のしくみ。あなたがお金の心配をして、長く遊んだり広告をおしたりする必要はないよ。